生きてた

生存&ダイエット報告と、若干の考察やひとりごと

すごく嫌なことがあったけど、友人のおかげで吹っ切れたかもしれん話

ぼくの鏡写しのような友人がいる。

びっくりするほど豆腐メンタルな反面、知識や勉強意欲はすごい友人がいる。

 

最近だとこの人が一番気心知れた友人なのだが…彼との話で最近悩んでいたことにやっと解決策が見えたからその話をして欲しい。

 

ぼくでも引くほど野球オタクな友人から出てきた意外な一言

はっきり言うが…ぼくが「野球の分野で絶対に勝てない」と思ったことがあるのは、彼とデータサイト・アカウントを運営しているような人物だけだ。

 

なんで、「彼とデータの専門家が互角か?」というと…彼はデータサイトの間違っているデータを指摘して修正してもらったことがある。
つまり、データサイト並みのデータ量を頭に蓄積しているため、野球のデータという意味では、彼の右に出る人はそんなにいない。

 

彼が本気で野球アカウントをすることができたら、お股ニキさん・赤味噌さんクラスの有名人になれるかもしれない。
そのぐらいのポテンシャルを秘めている人物だ。

 

今日も、奥浪鏡という元プロ野球選手の悪い意味で有名になった人の出身校を見事に当てた!

広陵や熊本工業みたいな高校野球のド定番の学校や、(奥浪氏の出身校である)創志学園の中でも選手として評価の高い西純矢を言い当てるなら、まだわかる。

 

だが、奥浪鏡という「やらかしと犯罪」で有名になったから、出身校なんてほとんどの人が調べてない人。なおかつ5年以上前に引退した選手の出身校を知ってた時は、私でもびっくりした。

 

しかも昨日は「ロッテが勝つ」と言って、深夜番組を見るために寝ちゃって。
今日は「見る前からソフトバンクが勝つのはわかってる」と言って、見事的中。

 

あまりにも冴えすぎて、野球オタクの私でも少し引いた。

 

そんな彼だが…表面的な人当たりはすごくいい反面、本質的にはすごく気分屋らしい。


だから、
「野球名鑑は発売した時に書店で買って、全部覚えないと熱が冷めて没頭できない」

と言われ『彼のデータ魔は熱が入った時の爆発力から生まれてるんだ』『毎日データ魔というわけでもないんだ』と驚いた。

 

と同時に、「アレ?これ俺もじゃね??」と、彼に言われて我に返った。

 

本気を出せば、体重115キロで登山をやり遂げ、2ヶ月半で15キロ痩せられたぼくだが…そもそも、お尻に火がつかないと本当にやれない

ウソついてないことを証明するために

 

使用済みさん、登山家になる!?

山に登りまくってた時のぼく。

 

最初は高尾山でもゼエゼエ言いながら登山してたほどの登山ブランクがありました。

8回の登山を通じて、最終的にはチームプレイであったとはいえ…20キロぐらいの登山をやり遂げました。

 

 

ダイエットについても2ヶ月半で15キロ痩せました。

これは「健康に痩せられる最大値」を2ヶ月半ほぼほぼキープした数値ですから…わかる人にはわかるすごさがある数値です。

 

ダイエット初心者だったから、基礎は人から教わりました。
しかし、色んなトラブルがあっても、強い意志でダイエットを続けて、痩せ続けているのはぼく自身の成果だし、人に教わった基礎すら超えたオリジナルなダイエットに昇華させてこの結果を出してます。

 

自慢に聞こえるかもしれないけど、自分でもこんなに痩せられると思わなかったから、ちょっとぐらい自慢させて欲しい。

 

…だから、自分の中では「団体競技個人競技◎」みたいな人間だと思ってたんです。

あるいは
「地頭はいいんだけど、なにかきっかけになる基礎知識がないと全然動けない」
みたいに思ってました。

 

でも、友人の話を聞いてて、しっくり来ました。

「自分がバカ力ではできちゃうことも、普段の力ではできないのは、気分屋だからなんだ」

と、やっと気づきました。

 

「どうしてキミはそうなんだ」と言われても、私だってわからなかった

ぼくは人から…それも大昔から

「どうしてキミはそうなんだ」
とか、
「なんで、ぼくの私の言うことを聞かないんだ」
とヤキモキされることが多かったけど…それには2つ思ってたことがあります。

 

1つは

「え?やってるじゃん」

です。

 

実際、ぼくは「断れない性格」だから、少なくともとりあえずはやってみる方です。
自分が詳しいと思ってること、信念や考え方に反することは断りますが…そういうすごく強い理由がないと基本的に「断れない」性格です。

…ほぼ人格障害に近いモノといってもいいかもしれない。

 

そういう自分にも主体性がなかったり、
前のめりになりきれてない時は…だいたい結果が出ないです

 

やる気がなくて「とりあえずこのぐらいしておけば文句でないでしょ」ぐらいの時もあります。
でも、やる気があるつもりな時でも「自分のモノにできてない時は本当に鳴かず飛ばず」な時がある。

だから、自分の能力がどこにあるのか、本当にわかりませんでした。

 

これ実際に、学校でも仕事でも経験があって…最初はものすごく覚えが悪くて人に遅れを取っていた分野があったんです。

 

ところが、終わりの方には

「今回のテストの範囲は前と同じです」
と言われて、最初は苦手だったジャンルで高得点を取りました。

「この商材、もう時期が終わるけど、キミ得意だろ?やってみてよ」
と、上司から仕事を振られるほど、板について、その商材を売りさばくのが得意になっていました。

 

つまり、人に言われてやってることについては…私の場合、飲み込みが遅いのです。
「板につくまでやる」という方法もできるぐらいには根性はあるのですが…自分の中に強い主体性が出てない時は…最初の方に出遅れてしまってるのです

 

 

そして、

「どうしてぼくの私の言うことを聞かないんだ」

と言われた時の2つ目に多いリアクションが「期待に添えてない…なんてぼくはダメなんだ」でした。

 

ぼくは自分の能力には自信がある反面、コミュニケーションについてはずっと苦手だと思ってました。
接客関係のお仕事を合計1年半はやれてたし、久々にアルバイトをした時にもコミュニケーションで乗り切ったシーンがあるから、ガチガチのコミュ障でもないと思います。

 

しかし、就活に失敗したり、母親とうまく行かなかったり、発達障害と診断された経験から「ぼくのコミュニケーションは根本的にどこかがおかしいのかもしれない」と本気で悩んでて、人から怒られると『ぼくが悪いのかもしれない』『相手の意図を汲み取れてなかったのかもしれない』とまず考える癖がついてしまいました。

 

…特に、相手の方が実績がある場合『100%ぼくが悪いんだ』ぐらいの勢いで、思考が狭まって、もっと能力が出なくなったり、ツラくなって続けてるけど結果が出にくい状態に陥ってしまいがちでした。

 

ところが、最近になって『これおかしいよ』『いくらなんでもこの分野は俺間違ってないでしょ?』と思うことを検証した結果、

あれ?相手の美学に従ってないことが怒られてる理由じゃない?

と、気づくことができました。

 

有名な性格診断テストによれば、論理や合理性を大事にするタイプと、共感や協調性を大事にするタイプがいるそうです。

 

論理こそが正義だと言うつもりはありません。
ぼくだって、空気を読んで欲しい時はあるから、共感でフォローしてくれる人はとても大事です。

 

でも、共感で動く人が「美学に反するからやめろ」みたいなのを論理と混同して言ってるケースがあることに気づくと…

「どうして僕の私の言うことを聞かないんだ」
と言われると…『え?それは美学の話ですか?合理性の話ですか?』と聞かざるをえないわけです。(いや、自覚のない人に聞いてもしょうがないから、受け流すのが実際の正解なんだけどね)

 

箸の上げ下げまで人に従ってる気分になると…もうやる気なんか出ません。
それどころか、やりたくないから手抜きを考えるし、手抜きを考えてなくても「やりたくないから体が重くてできない」「他のことが全くできない」という状態に陥ります。

 

実際問題、ぼくが一番ダメな時ってそういう感じのときです。

「なんか、自分がダメだから全くできる気がしない」
「正解を自分で導き出しては行けない気がして、考えられない」
という自信喪失抑うつモードになっちゃうと、ぼくの能力は一番でなくなります。

 

「なれてないことだから自信がない」
という、新米ぴよぴよ状態ならモチベーション次第なのですが…もう自己否定とか思考停止までキちゃってる時はマジでダメです。気持ちが負けてるからね。

 

 

結論、どうしてぼくの能力はこんなに変わっちゃうのか?

長くなったけど、結論はこうです。

 

自分の主体性があって、目標に向かって燃えまくってること
→120%の力を発揮して、ド根性が出た結果、自分でもびっくりする結果を出す。

本当にやりたいことだと、できないはずのことでさえ
「こうすればできるんじゃない?」
「こう教わったけど、たぶんこっちが正しい」
と、仮説・検証・実行の段取りまで細かに考えてやり遂げる。(しかも、アドリブでやったことでさえ大当たりするある種の無敵状態)

 

主体性はあるけど、ゴールが見えない/自信がない/人から言われてしてること
→40〜60%ぐらいの力しか出てない。
「板につくまでやり抜く」という方法を取るため、最終的にはできるようになる。
でも、前のめりになってる時ほどクリエイティブなアイデアが出て、細かい検証までできるようになるまで時間がかかる。(時間がかかった結果、折れてしまうこともある)

主体性がないこと/主体性を失うほど自信がない/他人の共感・美学が押し付けられて自己喪失状態に陥ってる
→20%以下の力しか出ない。

正直言って、目の前のことがいっぱいいっぱいで精神的にしんどくなって、最終的に過呼吸や動悸が起きるところまでいきます。

 

つまり…共感・美学を押し付けてくる人間を見かけたらぼくは全力で逃げるかぐらいに、腹を決めて戦うかの二択しかないのです。

 

もちろん、腹を決めたところで、ぼくが勝てないジャンルもあるから、一番は

「常に目標を逆算し、自分のやりたいことだけを丁寧に段取りを立てて、できるまでやり抜く」

というのが正解だと思います。

 

ぼくがすごいと思ってる(性格が同系統な)友人でさえ、

「気分が乗らないと全然できない」
「そのためのモチベーションをコントロールしてる」

と言ってるわけですから…ぼくもたぶんそうなんだと思います。

 

これって「発達障害によるIQや興味のムラ」ももちろん絡んでいるのです。
そこに加えて、「主体性を自分で持ってるかどうか」「他人に主体性をもとめられてる環境かどうか」はけっこう重要になってきてるわけですね。

 

だから…私、ビッグモーターでは100回生まれ変わっても働けませんよ。
そして、集団の中だったら、「主体的にやり遂げたいゴール」をそこで見つけられないと能力の半分しか出ない。

 

この性質をよく理解しておかないと…マジで危険だ。


発達障害の存在で
「めちゃくちゃできる時と、全くできない時があって、自分がわからない」
という状態を理解することができた時ホッとした。

 

しかし、その先に

「自分が心の底からやりたくて、今できなくてもクリエイティブなアイデアが振ってきたり、教科書すらアレンジしてしまうほどのなにかが降ってくること」

があると…もっと強くなれる領域がある。

 

板に付けるのもとても大事だし、時として必要なことだ。
自信がなくても、見様見真似でもやらないといけない時はある。

でも、そこをゴールにしないで「それをクリエイティブなアイデアが降り注いでさらにアップグレードする領域」を目指して、やると決めたことには前のめりになっていかないと。

 

じゃないと、ぼく自身が楽しめない。
40〜60%しか能力が出せてないことは、まだ楽しみきれてない。
最終的にできるようになって、誰よりも楽しんでたりするけど…そこを超えないと自分が出し切れない。

 

そういうことについては早く「できる」という確信とか、「突き動かされるほど大きな目標」をみつけて無敵にならなきゃ

 

 

Fラン大学に入る価値がある?高卒・専門で良くない?という人に読んで欲しい記事

「Fラン大学なんかに入る意味があったのか?」

これずっと悩んでた問題なんだけど…私の中で解決して、父に

4大に入れてくれてありがとう

と言えるようになったので、同じことに悩んでる人のために記事を書きたい。

 

そもそも、大学は何を学ぶ場所?

まず、大学という場所を「就職予備校」だとか、「資格を取る場所」と思ってるのが間違ってるんです。

そういう風に捉えてるから『専門学校や高卒で良くない??』という陳腐な答えが頭をよぎるのです。(※そういう人は、本当に専門卒として、サクッと社会に出た方がお得だと思います)

 

その点は過去の私が間違ってたというしかありません。
しかし、私は『認めたくないものだな。』と言いながらも、『若さ故の過ち』を認めながら、反省して前に進める人間でありたいものです。

 

反省した結果、「大学は何をする場所か?」を問われたら、

学び方を学ぶのは場所です

という答えにたどり着きました。

履修・研究そのものの内容は、ほとんどの人は子ども騙しみたいなものしか作れない大学生です。

もう大卒が珍しくない時代ですから、四年制大学を出たって、知識や研究そのものは実社会から見たらおままごとみたいなものです。

 

でも、「ゼミや卒論」をやったことで、『私は0から問題を作って、それを自分で答えることができます』という能力はつくのです。
ゼミに入らなくても卒業できる場合でも、1年生でゼミもどきの研修はどこの大学でも必須です。
だから、大学に進学した時点で、この課題に大なり小なり取り組むことになります。


一方、専門学校には美術系以外は、ゼミや卒論に相当するものがないです。
「問題を作るところから勉強を始める」という発想ではないのです。

 

いや、個々人の才能やその後の人生でつくことはあるよ?
でも、人に「私にはこういう能力があります」という証明が専門学校を卒業しちゃうとできないので、学歴による賃金・信用の差ができてしまうのです。

 

これは専門卒の人にはもどかしいかもしれません。

しかし、仕事によっては、
「自分で課題を見つけて、課題を解決してください」
「そのためのビジョンを客観的なソース、論理的に説明できる形で積み上げて、ヒト・モノ・カネを動かす前にちゃんと説明できる能力がある人がほしいです」
という話になってきます。

だから、学歴による区別が存在するのです。

 

つまり、専門卒を選んだ時点で
「資格の中で、学んだことを活かして仕事する」
という進路をカチッと固めてないと、不利になってしまうのです。

 

つまり、高卒や専門卒は決まったルートに対してはすごく近道なのです。
ただ、最初に就いた仕事以外の能力が、悪い意味で未知数なので
「この人は新しいことを0から学ぶ能力があるのかな?」
「いや、能力はあるのかもしれないけど、周りの人にちゃんと説明できるのかな?」
ため、大卒に比べて不利になるのです。

 

Fランの受験上の位置づけは??

…そうは言っても、自分がマーチ未満の大学に進学してしまうと、
『大学でつけた能力を企業側に評価されてないんじゃないか?』
『就職もままならないなら、専門学校や高校卒業とともに就職したほうが手堅かったんじゃないか?』
という悩みを持つFラン出身者は多いと思います。

 

あ、そうそう。
ぼくが言ってるFランは
就活の時に学歴フィルターにかかって、そもそも説明会の日程さえ来ないことがある・テストも受けさせてもらえない大学
のことです。
そういう意味では、日東駒専をボーダーとして、それ以下はFランだと思ってます。

 

企業側は「学歴は問わないよ」と言ってても、就活サイト経由でのフィルターはありますからね…Fランの定義は意外と広いのです。

 

これも昔は
「文系学部なら、大学の講師は首都圏ならFランでも、有名大学でもほとんど同じ。受けた教育に大差ないだろ!」
「学歴フィルターなんて言ってるけど、いい大学出ても無能なやつなんて山ほどおるやろがい!!」
とブチ切れていたのですが…これも専門学校の時と同じで、企業側に言わせれば
君らの学歴だと、問題解決能力が高いことを証明できないじゃないか!
というわけです。

 

そうなんですよ。
大学は「問題を作るところから解いて、人に説明できるところまで教えますよ」という場所です。
だから、着眼点の良い問題発見能力の高い大学生は偏差値の低い大学から出てくるかもしれないのです。
しかし、問題を解く能力が高いのは学歴上は、偏差値の高い大学である可能性が高いのです。

 

そら、無限に面接する時間と人手があれば、Fランでも機会を与えられるかもしれませんよ?しかし、企業側のリソースも有限。
そうなると、問題解決能力があまり高くなさそうなFラン大生を土俵に上げるほど取り組みが組めないというわけです。

 

高校受験が英語環境である理由は「問題解決・説明」する手段を増やせるポテンシャルを問うている側面もある

正直これは『昔の名残』でもあるのですが…

ゲームっぽく言うと、受験は「英語得意(ウー)マン優遇環境」なんです。

だって、どこの大学に進学するにしても受験科目に英語が入ってるし、センター試験では英語が入ってるから…英語ができないとそれだけで、ディスアドなんです。

これ別に「英語は高尚な学問だから」とかそういう話じゃなくて…

論文読む・書くためには英語ができないと、大学の先の大学院・大学教授になれないから、英語はできてて欲しい

という大学が欲しい人材の目安なんです。

「英語ができないと単位が取れない」
というわけじゃないんですが…大学に来る以上は「後から英語の勉強をし直す人」よりも「すでにある程度の英語できてて論文読める・書けるから広い範囲の研究と発表ができるぞ」って人の方が優遇されるんです。

がっちゃん英語で英語の勉強をやり直したい - 生きてた

これ、裏を返すと、
英語ができる人は、問題解決するために、英語ソースの論文や統計も活用できるため、より精度の高い問題解決方法を見つけてくる可能性がある

日本国内での仕事でなくとも、海外に関係する仕事でも、能力を落とさないで問題発見・解決能力を発揮してくれるかも

という風に、企業側も考えるわけです。

 

ぶっちゃけ英語なんて、今は翻訳ソフトが発達してるから、翻訳ソフトにかければ着眼点さえ正確なら英語の統計やデータを活用できるのです。
特に日本語の先行研究・記事があるものならちゃんと大卒であれば、みんな英語の資料にアクセスして分析・引用できます。

だから、発表が日本語のみなら今はFランでも、高学歴でもあんまり変わりません。

 

ただ、英語で発表・説明する必要があるとなると…今でも高学歴な方が有利です。
翻訳ソフトの精度が低いため、個々人の英語力を使って直していく必要があるため、英語力の低いFランは日本人以外に対して説明能力が落ちてしまいます。

 

また、先行研究が存在しない場合は、英語の情報の海からを見つけないといけないから…英語をスラスラ読める人の方が当然有利です。

 

ここまでハイレベルなことをやってるところになってくると、学歴フィルターは納得できる排除と言えるかもしれません。

…現実には「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」であることが多すぎるんだけどね。

 

そういう意味では、企業も企業で
「日本国内でしかビジネスをやってない企業は、Fランで十分」
「むしろ、Fランの掘り出し物を探した方が面白いやつはみつかる」
とも言えるので、この辺を織り込んで動いている企業に就活をかけるのがFランの就活として正解だと思うんだけど…ここに気づいてる大学生も企業もどれだけいるか。

 

ここに大学時代に気づいた人はFランでも大卒らしい仕事ができてると思う。

全体像を見渡せるようになるまでぼくは時間がかかったから、
「大卒っぽい能力を磨けるところに行く」
ということはできても、マネタイズという意味ではかなり後手後手に回った。

Fラン卒で困ってるやつは普通を学べ。普通がわからないと自分がわからない

いや、そもそも「課題発見能力を発揮して、個人的に調べてみるの力」自体はぼくの場合、大学で作ったもんじゃないのよ…。
父がそういう親子の会話をしてたことで、中学生の時にはついてたのよ。

 

自分で日本地図をコピーして、友達に社会科の問題を作って問題を出す遊びをしてみたり、高校時代に説明が抽象的過ぎてわかりづらい先生の代わりに、先生の言ってることを翻訳しながら授業したり…得意科目ならテストの点以上のことができる変な学生でした。

 

だから、「みんなそのぐらいできる」と思ってたけど…意外とできないんだな。

 

 

真田幸村みたいなもんです。
真田幸村って人質生活が長かったから、実は重要な戦で戦った戦績はそんな多くないんです。

 

でも、父の真田昌幸、兄の真田信之、そして親戚一同みんな優秀だから
『このぐらいのことはみんなわかるでしょ?』
というノリで大坂の陣で、自分の考えを説明するんですが…。
あまりにも優秀過ぎて実戦経験のある一部の浪人しか話をわかってくれなくて、ほぼ孤立無援状態になって、ほぼ自分の部隊だけで真田丸を作ってみたり、大将めがけて突撃したりする羽目になってます。
(※真田幸村の案が採用されてたら、大坂の陣は全然違う戦い方になっています。真田丸や単騎突撃は伝説ですが、アレは幸村的には苦肉の策です。)

 

ぼくよりかは社会性のある優秀な人物が、社会人になった時に
「キミはまず『普通』を学びなさい」
と言われたらしいのですが、本当にその通りだと思います。

 

俯瞰しないと、自分のどこが優れてて、どこが劣ってるかなんてわからない。
そして、自分自身でさえ自分がわからないんだから人に説明できないし、人に説明できない以上は仕事や就活に支障が出てしまいます。

 

だからって何もできないわけじゃないんですよ?
でも、自分の強み・弱みがわからないことですごく損するんですよね…。

 

おっさんは、ここ最近気づいたけど…若い子にはもっと早く気づいて1人でも多くの子にいい人生送って欲しいから、ジジイの失敗談として書いとく。

 

Fランでも高学歴のやつと同じこともいっぱいできるが、企業側からその機会をもらうのは難しい。

だから、大卒らしい仕事をしたかったら工夫しろ!
自分の弱みを突かれない就活をするとか、
趣味も兼ねて大卒っぽい仕事を個人的にやってみるとか、
色んな人に会って、自分の見えてない部分を発見してみるとか

何らかの工夫をしろ!
たいていの人は何もできないんじゃなくて、「できるけど気づいてない」か「できるけど足りない」のどっちかだ!

 

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「射精責任」という本は原題を読んで世界の問題と向き合うと面白い!

なんかねぇ…

 

 

まず、「射精責任」という本が出たんです。

 

 

「そんな過激なタイトルの本が出たの?」ということはとても大事なテーマ

個人的には「うっ!」と驚いて引いちゃうようなタイトルなんですが…原題はもうちょっとニュアンスが違うんです。

 

 

順を追って説明すると、

 

原題:責任を持って射精する 中絶についての全く新しい考え方

原題だけ読むと、「責任を持って射精する」は、日本人からしたら性行為に於ける普通のルールだと思います。
全員ができてるかどうかは別として、概念としてはとても浸透した概念ですよね?

 

しかし、サブタイトルの

中絶についての全く新しい考え方

と合わせて読むと「原著者が生活する国(アメリカ)では、そうではない」ことをうかがい知ることができます。

 

避妊事情は国によってかなり違う。

まず、大前提として【日本はコンドーム使用率は世界トップクラスに高い】です。

もしかしたら世界一かもしれない…というぐらい高いです。

 

 

 

そして、統計によって異なるのですが…
・女性に避妊について聞いても「男性用コンドームで避妊した」という人が34.9%(国連
・コンドームメーカー『サガミ』によるデータでも、各県で45%前後はコンドームによる避妊が行われているそうです。

厚労省所轄の公益財団法人『JOICFP』の調査「性と恋愛 2021 ー避妊・性感染症予防の本音ー | 国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)」コンドームの使用率は70〜75%程度だそうです。(※ただし、対象年齢は15〜29歳)

 

このように、調査対象がバラバラだし、年齢によっても大きな差が出ます。

 

これが多いか、少ないかについては【避妊する必要がある人】がどれだけいるかによるので、私には判断に困るところなので、議論はしません。

 

ただ、国連のデータでは世界との比較ができます。
「避妊=コンドーム」みたいになってるのは日本ぐらいです。
一方で、ヨーロッパでは、ピルがメジャーです。

 

ややこしいのはアメリカです。

かの国では不妊治療やIUDなども多く、女性が手の込んだ避妊をします。
一方で、ピルやコンドームといった欧州・日本でポピュラーな避妊方法は他の地域ほど普及していません。

 

つまり、「責任ある射精」という本は、アメリカの女性がお金をかけて手を込んだ避妊をするのが大前提な社会から生まれたものです。

 

その証拠にサブタイトルから「全く新しい」が抜け落ちてます。

邦題:望まない妊娠による中絶と避妊を根本から問い直す28個の提言

原題:中絶についての全く新しい考え方

ちなみに、アメリカはかなり中絶が多い国でしてね…

 

アメリカは中絶ができない州もある中で、これだけの数の中絶があるわけですから…望まない妊娠はさらに多い可能性もあります。

 

 

コンドーム大国日本のメリットは避妊よりもむしろ性病の少なさ

これ…メリットとデメリットがございましてですね…

日本のエイズ感染者について調べると、世界的にはものすごく少ないんです。

性病対策を考えたらコンドームはかなり優秀です。
だから、コンドームが浸透してる日本ではエイズ感染者も少ない。
インバウンド需要で外国人観光客が増える前は梅毒もすご~く少なかったんです。

 

なにしろ、中絶が少なくピルの使用率が高い欧州各国よりも日本の方が性病対策という意味では優れてますからね。
欧州だって、そこまで多くはないけど…日本ほどは少なくないです。

 

ましてや、アメリカは、エイズ感染者がすご~く多いんです。

避妊は色々な方法があるけど、コンドーム自体はそこまで浸透してないからエイズ感染者はめちゃんこ多いんです。

 

引用元:世界・HIV感染者数ランキング - 世界ランキング

 

 

でも、「中絶対策としての避妊」という意味では…ピルはあった方がいいんです。

 

引用:図録▽人工妊娠中絶の国際比較

 

というのもですね、「日本よりも中絶が少ない国」にはシンガポール・ドイツ・イタリアがあるのですが…シンガポールは国連でも避妊方法がわからないのです。
その代わりに、内閣府が「シンガポールでは中絶は限定的にしか合法じゃなくて、条件が厳しいよ」と調べてくれた資料があります。

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/cyousa20/hikaku/pdf/p51_59.pdf

 

そうなると…ドイツとイタリアを調べることになりますが…

ドイツは超ピル大国。
イタリアはピルとコンドームが同じぐらいの割合。

という感じになります。

 

どっちにせよ、日本よりもピルが普及してる国で、中絶が少ないのです。

 

でも、中絶に対する効果は日本国内でしっかりあって、

避妊のためのピルが1999年に認可・浸透してから、横ばいだった中絶件数が下がってるんです。

 

日本ではピルが薬局で買えない(医者に処方してもらわないといけない)わけですが…薬局で誰でも買えるになったら中絶は減るかもしれません。

ただし!
ピルが世の中に浸透しない理由もちゃんとある。

明治大学ジェンダー学の先生が調べたところによると「副作用が心配だからピルを使わない」というのが大きな理由になっているらしい。

日本ではなぜ近代的避妊法が普及しないのか

 

世界約90カ国ではピルは普通に薬局で買える。
本当に危険な薬ならこうはならないはずだから、
「ちょっと警戒しすぎじゃね?」
とも思っちゃう節はあるのですが…

 

副作用があるのも事実。

低用量ピルの副作用で多いのは悪心・嘔吐 1.2~29.2 %、めまい 0.2~1.0 %、ふらつき 0.3 %、頭痛・偏頭痛 3.4~15.7 %、にきび 0.1~2.9% です。他に浮腫 1.0~3.2 %、 体重増加 0.8~2.2 %となります。

低用量ピル

まぁ…あわない人にはあわないから女性が「怖い」と思ったり、男性も「頭ごなしに勧められない」というのもわかるんです。

 

ただねぇ…

 

コンドームが性病対策にもなるし、手軽で女性への負担が少ないから
「基本線はコンドーム」
という考えには異議なしです。

 

一方で、
・望まない妊娠がピルが処方できるようになる前は、倍近くあったこと
・ピル自体は欧州先進国ではすごく普及してて、むしろ女性の最もポピュラーな避妊方法になってる
ところを見ると…ピルはもっと考えられてもいい選択肢なのかな?とも思ったりします。

 

…とか書くと、ジェンダーの話を腫れ物にしたがる人がいるから言うけど

 

可能性や選択肢があるなら模索できる方が救われる人もいるかもしれない

というすご~く普通の話です。

 

ぼく自身発達障害だから、
そういう概念が世の中に知れ渡ったことで救われたし、
左利きだから、左利きの道具や、左利きに向いてるスポーツに救われました。

 

性の話で「左利き」に当たる選択肢が少ない・用意された選択肢が不便な人にもっと色んな選択肢が手軽に取れるようになったらいいなぁと思います。

現実的には、真っ先にピルだよ?
でも、もっと多くの人が導入することで避妊の色んな方法をあらゆる場所で、手頃な価格で実現されている中で選べるようになったらいいなぁ〜と思います。

 

 

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むかーしむかし、ヒール系YouTuberというのがおったんじゃが…

いやこれ前から思ってることだから書きたくさせる記事が出てきたなぁ。

www.yomiuri.co.jp

 

何から説明しようかな?

 

まず、ラファエルさんは迷惑系YouTuberとは少し文脈が違うぞ?

いや、広いカテゴリでは迷惑系YouTuberなんだけど…なんか読売新聞が言うような

「過激な動画やフェイク・ニュースを山のように垂れ流すYouTuberの代表格」

としてラファエルさんを出すのはちょっと違うんだよ。

 

ラファエルさんって、料理の鉄人でいう神田川軍団みたいなもんよ?

この人って、今でこそ

www.youtube.com

 

「お前とコラボしても全然数字取れねぇじゃねぇか!」

と親友のヒカルさんに怒られるほど勢いが落ちちゃってますが…

 

youtu.be

 

きまぐれクックとコラボした動画があったりして…日本有数のYouTuberの一人でした。

 

 

ちゃんとした原作者の方々とマンガでYouTuberの世界を描くような方なので、YouTuberの中では「ヒールではあるけど、扱えないほどのヒール」ではないんですよ。ラファエルさん。

 

メディア的に「この人はガチヒールだからアウト」という人がいるとしたら、

 

www.youtube.com

 

私ならこっちだなぁ…。

 

YouTuberの大半はヤラセやドッキリが多いのですが…この人は本当にケンカになったり裁判沙汰になりそうなところまで攻めた内容をガッツリ出しちゃってたから…

 

「メディアが思い描くような過激系YouTuber」

で、ヒットした人って、この人だと思いますよ?
今はMV制作とかしてて大人しくなったけど、一時期は顔腫らして出てくるのが当たり前の過激企画やりまくってました。

 

ラファエルさんはぬるいというより

「良くも悪くもヒールだから、ヒールからダークヒーローに昇格できないと、オワコン化してしまう」

とかそういう話でしかないんですよ。

 

料理の鉄人でいうところの、神田川俊郎ポジションって言えばいいのかな?

別に神田川さんが本当に悪い人ってわけでもないけど、ある程度有能で、人望があって、本人も強くないと悪役が務まらないから…神田川さんがヒール役を引き受けてくれて、料理の鉄人が長続きしたって言えばいいのかな?

 

一昔前のYouTuberは「好きなことをして生きていく」VS「キレイ事言うな!金だ金」の対立があった

 

明確にヒールっていうか…

UUUM陣営的な「好きなことをして生きていくんだ」系陣営に対して

「キレイ事並べてんじゃねぇよ」
「お金持ちになりたいからYou Tubeドリームなんだろ」
みたいな陣営のラファエル・ヒカル・シバター・(てんちむ・宮迫)的な感じ?

 

実際こういう動画もあるし

www.youtube.com

 

 

HIKAKINさん一強になりかけてた時代にライバル役・ヒール役として色んな人が出てきたんですが…ヒカルさん以外は時代に取り残され気味でして…。

 

ヒカルさんって本当に不思議な方で
「キナ臭いYouTuberといっぱいコラボしてるのに、結局は彼は生き残る」
「どちらかというと、ヒール寄りのイメージだったのに、最近ではHIKAKINさんがピンチの時に、ヒカルさんがいち早くHIKAKINさんに情報をリークして、いつの間にかダークヒーローに

という、HIKAKINさんがやらないような過激な動画もあった人なのに…YouTuberの中に「ヒール」という概念が薄くなってからは、企画力・資金力・キャラクターをうまく駆使して立ち回る人に、変わってるんですよね。

 

YouTuberに大事なものって結局「愛されるキャラ」だと思う。

じゃあなんでヒカルさんだけは、過激な動画もあるのに生き残れたかというと…彼が意外と愛されキャラだからです。

 

ヒカルさんの面白さは、「お金臭い面白さ」だと彼のチャンネルを見ない人からは思われがちなんですけど…ちょっと違うんですよ。

 

作ってるものはむしろ、無骨そのものなんですよ!

今も昔も、男のネット民みたいなやつがみたら
「こういうのでいいんだよ〜」
と言いたくなる実家のような安心感が彼にはあるんだよ!!

 

女の子に彼がどう見えてるかぼくにはわからないけど…

ただ、男から見ると…「もしかしてコイツ俺の同級生なんじゃないの?」って思っちゃうぐらいの親近感が湧くなにかがある!

 

タイトルやネタの入り方こそテレビっぽく

「人気の企画に便乗しました」

「人気者・お金持ちの身内ネタです」

って感じなのに、フタを開けたら水曜どうでしょう寄りのグダグダ感。

 

youtu.be

 

お金出してすごいことする人でもあるんだけど…どこか泥臭い動画もある。

金持ち系っぽくお金や企画力をどどーんと出す動画がある一方で、
・馴染みのカード屋さんの店長とオタク談義に花を咲かせたり、
・マグロを料理系YouTuberに振る舞ってドヤるかと思いきや、楽しそうに盛り上がってくれる料理系YouTuberの人の興奮する姿に自分も楽しくなっちゃったり
・日光の山奥に置いていかれて、写真撮影にも笑顔で応じながら、慣れないヒッチハイクもがんばったり…

なんか「俺様はカリスマの成金なんだ」と宣伝してる人物とは思えない泥臭さ?人間臭さがあるところが、めちゃくちゃ好きだったりします。

 

他にも

 

youtu.be

誰よりもHIKAKINパロディ企画を早く立ち上げて

「ヒカキンよりうまいラーメンを作ったから食ってみろ」
バチバチに対決するのかと思いきや…

「2日で考えた浅い味です。深くはないです」

とパロディ企画を早く立ち上げることを優先した裏側のグダグダ感をあからさまに暴露したり…

 

お金や企画力もあるのに、そこにのめり込んでいく本人が人間臭すぎて「カチッ」と締まらないところが…水曜どうでしょうとか?相席食堂的なゆるさがあって好きなんですよね。

 

ヒカルさんの動画って、ヘタに編集されてない(編集してもめっちゃ長い)からこそ、グズグズの、締まらないところまで出てるのが、かえって良くてですね…

「ちゃんと時間があるなら、人気YouTuberの中で一番楽しく見れるのはヒカルさん」

と言いたくなる面白さがあるんですよね。

 

だから、かつてヒールっぽかったのに、炎上系の人とともたくさんコラボしてたのに、

「彼の等身大のキャラクターをありのまま見せるスタイル」

が、動画をちゃんと見た人にしかわからない良さがあって、めっちゃいいんですよ。

 

ヒカルさんってノウハウっぽい話からするとかなり変わった存在だよ?
でも、だからこそ動画時間・ポジショニング・編集の洗練度合い・炎上するしないとかよりも

一番大事なのはキャラクターが動画を見た人にしっかり見えて、それが愛される部分を持ち合わせてることなんだな」

と教えてくれる人だと思います。

 

【まとめ】というわけで、タイトルを回収するとですね…

むかーしむかし、HIKAKINさんがYou Tubeの顔になって

「好きなことをして生きていく」

とか言っておった。

 

その人気に対抗するヒール系YouTuberというのがおったのじゃが…

ヒール達は炎上を繰り返すうちに時代に取り残され、

 

次第にHIKAKINさんが強くなりすぎて、
ヒール達は足並みが揃わなくなり、ほとんどのヒールはオワコン化した。

 

ヒール系の生き残りだったヒカルさんは「カリスマ」という独自のポジションを作りながらも、実は動画自体から溢れ出す人間味で生き残り…。

 

その辺のYou Tube事情をよく知らない読売新聞のおじさん記者は、
「過激動画で再生数稼ぎ」
と迷惑系YouTuberと混同したような報道の仕方をラファエルさんにしたのじゃが…

 

なんか過激なことが悪いのか、誹謗中傷が悪いのか、うまくまとめきれてない

「オールドメディアがYouTuberを頭ごなしに悪くいうだけの記事」

っぽくなってしまって…グダグダになってしもうた。

 

ガチガチの誹謗中傷で裁判沙汰になった記事2ページ目の人と、自虐ネタドッキリが中心のラファエルさんを混同してる時点で、冒頭で引用した読売の記事は論外ですよ?

 

しかも、ラファエルさんとよくコラボしてた過激な動画から入ったYouTuberさんの中にもまだまだヒットし続けてる人がいることからも

炎上や過激さが悪いのではなく、そこからちゃんとキャラクターやビジネスにどう繋げていくか。知られた後に、納得してもらえるだけの自分や真摯さがあるのか?

が重要なのに、そういう話を読売新聞は全くしてくれない。

 

インターネット老人会で、オタクおじさんとしては、こういう雑なネット記事にうんざりしてますよ。

レベルが上がらないんだったら報道しないで欲しい。

 

しかも、読売新聞の記事の冒頭で

 過激で極端な情報やフェイクニュースがあふれ、デジタル空間はカオスと化している。

とか書いてるけど…背景情報が足りなすぎる上に、異なる情報を混同しているようなミスリード寄りの報じ方は…フェイクニュースにならんのですか?

 

 

私はマスコミのそういうところが嫌いだよ。
「自分たちのミスリードや、情報不足はフェイクニュースではない」
「ネットにある注目されたいだけの過激または汚い言葉のコンテンツこそがフェイクニュースやカオスであり、悪だ」

という風潮が嫌いだよ。

 

ネットでも本でも新聞でもテレビでもラジオでも…足りない情報も、聞ききれないほど多い情報もダメでしょ?

 

その辺がすごくモヤモヤしましたわ

 

 

AV女優や風俗嬢にしないためには…親が依存先を増やす自立をすること

こんな記事読んだのよ。

 

anond.hatelabo.jp

 

職業差別がどうとか、貴賤がどうとかそういう話は置いといて…

 

ざっくり言うとこういう記事なの。

 

私が考える子供AV女優風俗嬢にしない方法は「しっかり怒りつつ愛情たっぷり大切に育てて自己肯定感をはぐくむ」だと思う。逆にこうしててなるならもう宿命なので仕方がない。

主催者の方がさっき投稿してたんだけど、AV女優って家庭環境やばい人けっこういる。様々なジャンルのやばさがあるけど、共通するのは子供らしくいられなかった、自己肯定感がはぐくまれなかったなど。

 

私の感想としては
まともな人ならその結論に至る。だが、そこじゃない
というところだろうか。

 

まともに子育てをやりたい人は
「子どもとの時間を作りたい」
「子どものやりたいことは全部させてあげたい」
と、言う。

だが、それができないからみんな困ってる。

 

そうなんだよ。
上の増田は、「身も蓋もない結論」なんだ。
それをどう実現していくかとか、どういう形があるかとか…解決の糸口がないから、「100点満点の記事」とは思えない。

 

…いや、問題提起としてはとてもいい記事だよ?
でも、ネット特有の「相手をわかった気にさせるシンプルな結論」が添えられてるだけのモノに落ち着いてる。

 

私そこまで性格悪くないし、ひろゆきでもないから、それを意図的にはやりたくない。
自分の知識・認識不足でうっかりやるならいざしらず、丁寧に説明できる余地のあることはちゃんと面白い読み物にして、読んだ人の実りになるようにしたい。

 

親の依存先が少ないと、子どもの依存先は増えていかない。

見出しを見て

「あ、確かに!」
と思ってくれる現代風の価値観の人もいれば、

「いやいや、依存なんて良くない。もっと自立しなきゃ」
というさっぱり意味がわかってない人もいるから先に概論から説明しますね。

 

まず、

「自立」
という言葉のイメージそのものが、年代や立場によって違うんです。

 

 

平成前半ぐらいまでは
「自立=大きな組織に入ること/長く続けられる仕事を獲得すること」
という感じだったのです。

 

平成後半になってから、この価値観は薄れて、自立のイメージはもちろん、労働観も見直されてきました。

 

そもそも、田舎の方に行くと
「大企業に努めていたって、兼業農家で、自宅の畑見とるわ」
「ワイはプロ野球選手やけど、実家が漁師だからオフは牡蠣の収穫手伝っとる」
という話は実在するから…『1つの仕事で食べていくこと』という価値観は必ずしも普遍的なわけじゃないのです。

 

都会でもWebサイト・動画制作・投資などを兼業する人が増えたこと
企業が副業を認めたことで、「人生のすべてを会社のために使って欲しい」というスタンスが和らいだことで

自立=依存先が多い人」
「自立=ポートフォリオできている人

という価値観を持つ人が増えてきました。

 

時代が一周して、元に戻ったと言うか…
昭和的で、都市化した価値観の反動というか…
令和になって、直近70年とは違う価値観に動いている感じです。

 

www.youtube.com

この価値観を説く代表的な人物が熊谷晋一郎さんなので、よかったら彼の動画や記事をを見てみてください。

 

そして、これをもっと広い枠組みで捉えてる動画として、

youtu.be

 

仕事・趣味・お金・スポーツなど色んな依存先を作って、
「精神的な健康を保とう」

と説く動画もあったりします。

 

もうちょっと子育ての話に落とし込むなら

 

 

夫や親族以外に子どもを預けたり、頼れる場所を作りましょって話になってくるかな?

 

このマンガは古代文明っぽい話だから、一周回って現代人に難しい内容になっている。

でも、現代文明ならもう少し選択肢があって

・お仕事の方を他人に任せる

・公的機関や、お金で私的な施設を使って解決する

・家事の方をお金でぶん殴って、時間を圧縮する

・子どもの年齢がそこそこ高いなら習い事にぶん投げる

みたいに依存先を女社会に限定しない選択肢がいくつかある。

 

「女社会」に限定しない解決策をいくつか探してみる方で考えると、多くの人が使える発想かもしれない。

 

 

収録されてるのはこの巻。よかったらどうぞ。

 

 

いびつな家族関係は親の依存先の少なさから生まれる…と思う

いやね…自分が母親から酷い目に遭ったから、他人の毒親エピソードとかも色々読んだのですよ。

 

そうすると、

毒親とはむしろ育児放棄気味の親よりは、むしろ仕事熱心な父親とか、子どもに色々習い事させて、受験とかもいい学校に行ってほしい熱心な親から生まれるんだなぁ

という事実に驚かされるんです。

 

ただね、母親の依存先が少ないと子どもに過干渉になって、子どもの言動1つにヒステリーを起こしちゃうのよ…。

さらに、親の教育リテラシーが低いと、「自分と同じようなやり方」じゃないと認めないから、もうすごくハードモードになるんだよ…。

 

父親が激務のストレスを虐待や受験へのプレッシャーに変換したことで不幸な事件になってしまうケースもあるのですが…

奈良自宅放火母子3人殺人事件 - Wikipedia

 

 

だから、子どもに熱くなりすぎない・ストレスを貯めすぎないためにも子ども&ハードな仕事以外の依存先を作って欲しいんですよね。

 

実際に、我が家は比較的平穏だったのは、母が油絵にハマった時でした。
少年野球チームのお母さんやコーチとは全然合わなかったみたいですが…油絵やパート仲間とはうまくやってたみたいで、小学校5,6年ぐらいが一番平和だった気がします。

 

本来、子どもが大きくなるといい意味で無関心になっていくのですが…うちの母はそんなことはなかったから、色々タチが悪かった。

ここではその愚痴は省くが…油絵ほどの強いマイブームを見つけられなかったのが、しわ寄せとして家族に来た。

 

私とだけケンカしてたなら私が悪い可能性も考えたが…
家族全員と怒鳴り合いの喧嘩をしてたから「家族に対する依存度や要求がすごく高い」と感じた。

 

そういう人を減らして、ストレスの減った状態で一緒に暮らすのが理想だと思う。

 

家族の時間だけがいたずらに多くても、それはお互いへの理想や要望が増えていくだけなので…「自己肯定感を育む」方向には行かないのです。

 

子どもが子どもらしくいようとすると、大人の方が安定しているかどうかなんですよ。

 

「子育て」は確かに子どもにも注意を配る競技です。

でも、大人が楽しくなかったり、闇雲に押し付けすぎてたりすると…ろくなことないのです。

 

もちろん、情熱いっぱいで話した方が納得して聞くタイプもいますよ?

でも、情熱は目的遂行のために必要なものであって、裏返ってお説教が始まることになると…

「うわぁ〜親として感謝してるけど、人として全く好きじゃねぇ」
とかなったりしますぜ?

 

そうなんですよ。
親のためにも言ってるんですよ。

 

入れ込みすぎて自分の嫌な部分を出さないためにも、

「必要のない部分で怒ったりキツイ言葉を使ったりしない方が、いい親でいられるでしょ?ストレスや悩み事を溜め込まなくていいでしょ??」

という意味で言ってるわけ。

 

そら人間なんだからワガママ1000%の場所は欲しいよ?

だけどさぁ…そこに子どもを選ぶと、将来的にしっぺ返しが来るのよ…。

 

なってほしくない仕事や学歴なんてまだ良くて…

縁を切られたり、ニートっぽくなったり、仕事で思い詰めてしまったり…
色々あるから子どもにワガママ1000%になっちゃマズイのよ。

 

反抗期とか、自己主張がヘタな弊害って必ずどこかで出てくるのだが…それがより重篤なところで出ちゃうと…良くないんですよ。

 

 

だから、まず親自身が依存先を増やす。
情熱を飛び越えたワガママまで出ないぐらいのラインまで自分のストレスを下げるモノを見つけておく。

「子どもそっちのけで遊びに行くなんて…」

と思う人もいるかもしれないけど、私が父から教わって役立ったことは案外、父の趣味の話だったりするからね。

 

趣味とは全然趣味が違うけど、

父が持ってた釣りバカ日誌をおとなになって興味本位で読んだ時に
「1,2世代違うだけでこんなに時代が違うのか」
と驚かされるほど、ハマちゃんが亭主関白でびっくりしたり。

父が飯能市の出身なのですが…山登りでどうしてもと言うから西武鉄道に乗って吾野まで出かけて登ってみると
「登山道さえままならないし、山頂の景色さえ見えないひどい山だ!」
とがっかり感を伝えると…父が満面の笑みで、

それが本当の山なんだ。観光用でも登山用でもない本当に何の変哲もない山というのは、こういうものなんだ

と、言葉を弾ませながら言ってた感じは忘れられないものがあった。

 

こういうのも大事な教育だと思う。

 

うちの父は、質問さえ面白いところに持って行けていれば、しっかり答えてくれる人なので…趣味や仕事で家を開けてる割に、印象に残る話はけっこう多い。

 

子どもが開けたくなる引き出しを用意する

他の人が持ってない視野を披露することで、一目置かれる

みたいなのも、自己肯定感の満たし方・勉強意欲を上げる方法としてすごくありだと思うからこそ「親も依存先を増やそう」「子どもに依存しないで楽しいこといっぱい見つけよう」という言い方をしてる。

 

・親がストレスを持ち込まない
・親が色んな人に頼ることで、子どもにもそれを実践して欲しい
・色んな体験をした親の話が面白いから、子どもに学校以外の世界を見せられる

など、色々なメリットがあるから是非やって欲しい。

 

(有料パートは、親父のもののけ姫解釈を15年ぶりに思い出して面白かった話でも)

 

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なんで「女性ならではの感性や共感力」とか言っちゃうヤツがいるのか?

なんだか、すごいニュースが話題になってた。

newsdig.tbs.co.jp

 

「適材適所です」だけでいいところを「女性ならではの〜」とかなんとか言っちゃったもんだからはてなブックマークでは炎上気味です。

 

いやね?
怒る人の気持ちもわかるし、これを言っちゃう人の気持ちもわからなくはないよ?

 

でもさぁ…「内閣改造」って総理大臣にとって晴れ舞台じゃん?

マスコミが話題にして、改造した内閣がずっと残り続ける権力と注目度がグンと上がる舞台じゃん?

 

そういう場所で
「これ言います?」
という気持ちはわからなくもないんですよね。

 

世の中には「法則型」と言われる人間がいる

岡田斗司夫さんが、人間を4つのタイプに判別した話があります。

www.youtube.com

 

そして…この中でも「法則型」は、「自分の中で理解して安心したい」という性質があるから、「男ならこう、女ならこう」みたいに、自分の中での仮説や法則を作って、安心したいわけです。

 

なんでわかるかって?
ぼくが「法則型」だからです。

よかったやってみて

four-types.appspot.com

 

もっとゴリゴリの法則型になるとひろゆきとか、トレバー・バウアーっぽくなるんですが…私も岸田首相も多分そこまでじゃないです。

 

ライトに法則型の人って、「なんでだろう?」と思ったものに対して自分なりの法則や考えがまとまるようにしたいわけです。

「男は/女は」

というのは別に誰かにステレオタイプを押し付けたいというよりかは、
「自分の経験や知識、あるいは一般論から考えると、この辺に落ち着くんじゃない?」
みたいな意味なんですね。

 

ただ…このタイプって、「情熱」がベースにある人とは、めちゃんこ相性が悪いんです。

 

 

引用元:まとめて!クラウドシティなう。 No.16 - FREEexなう。

 

 

だからこそ、

「そもそも、男だ女だとぬかすようなやつは私の理想に反する」(理想型)

とか、

「みんな仲良くしたいのに、なんで分類して分断しようとするの?」(注目型)

みたいな感じで…そもそも「法則を見出そうとする」みたいなプロセスそのものに【なんじゃそりゃー】と思っちゃうから、相容れないんです。

 

法則型に言わせりゃ、

「わかんないことがあったら自分なりにちゃんと言葉にして飲み込めるようにしておきたい」

と思うし、

「100%とは言わなくても、それが損得をコントロールできるならやっておくべきでしょ?」

と考えるわけですね。

 

この辺の理屈を語っても、
なんでが知りたいんじゃない!女性という分類をして頭ごなしなことを言ったのが許せないんだ!!

と言われそうなんですが…そもそもの話をすると、岸田さんにとってはそういうのどうでもいいと思いますよ?

 

…いや、多分そういう人って、ぼくの見立てさえもどうでもよくて、

「なんで、岸田さんの肩持つようなこと言うの?」

って今、怒髪天を突く勢いで俺に噛みつきそうになってると思うんですが…まぁ、聞いて。

 

「ここを抑えておくと岸田総理がどんな政治家か」
まで理解できるってのが重要なんだから。

 

岸田総理が「ファンはいないけど、在任期間はめちゃくちゃ長い」理由

「岸田首相の立ち回りのどこが法則型だ!?」

と思う人もいるかもしれないけど…あの人、権力構造に対してはすごく法則型だよ?

 

日本は経済的にも軍事的にもアメリカへの依存度が高いからアメリカとはめちゃくちゃ仲良くして?
同時にシーレーン上で貿易しないと立ち行かないから国際貢献もたくさんやって?

 

しかも、官僚の中で権力を持ってるのは財務省だから、財務省のやりたいことはだいたいさせてあげてる。

 

そして、政治権力とは人事権なのをよく理解してるから

「総理になったら人事がやりたい」

という、一般人にはよくわからないけど、政治屋としてはこれ以上なく正しいこと言ってますし…。

 

「自分が権力の座にいたいから、仲間を優遇できる立場にいたい」
「そのためには、長い物には巻かれて要所をしっかり抑える」
「自分が何かをやりたくて?あるいは、カリスマ性を発揮して首相になってるわけじゃないから、自分にとってどうでもいいことは、【長いもの】が喜ぶかどうか」
内閣改造や更迭人事は、権力維持の障壁になる人物を切って、権力維持に必要なご褒美を子分や長いものに与えるため」

という首相だから熱烈な支持者がいないけど、在任期間はムダに長いんですよ?

 

もはや
アメリカと話すか、財務省に陳情した方が、岸田さんを動かせるんじゃないか?」

と感じるほど、そういう人物ですよ?

 

…気づきました?

法則型って、仕事や自分への損得がなければ「真理や好奇心の探求」「構造の解析」が大きなの行動原則なんですよ。

 

でも、仕事や権力が絡むと「肝心要を抑えて、自分が得するポジションを維持する」ために、自分の中にある法則や、法則の結果導き出された合理性に忠実に動くんです。

 

だから、リスキーなことや、思想の強いことは自分からはあまりしない。
そういうのを岸田首相がやるとしたら…なんらかのスポンサー・子分がいる時で、「自分にとってどうでもいい部分だから自分の権限の一部を人にあげてる時」でしょう。

 

だから、今回の内閣改造

「うわぁ〜これはやばいぞ」

と思ったのは、上川陽子外務大臣なんですよね…。

 

この人、AV新法を作ったワンツー議連のトップだから、もしこの人自体が思想強めだったら…AV新法に匹敵するやばーい法律がいくつかできるかもしれない。

 

これ判断が難しいのは

「政治家の議連は名前貸しや、政治的駆け引きの産物」

でもあるから、上川陽子大臣自体が思想が強いとは限らないことね。

 

ただ、スポンサーや子分を持ってる可能性が高いから、
「警戒しておかないとヤバい法律がまたできる可能性がある」
という状況には変わりないんだけどさ。

 

ただ…ポリコレ的にはアウトな発言には変わりないけどね

これ法則型の人がやらかしがちなんだけど…

「女性ならではの感性や共感力」

みたいなのって…【たとえ褒めてるつもりでも】アウトなんですよ。

 

「男も女も色々おるやん?」
「その人のことをちゃんと見てないんじゃね?」

という…なんか引っかかる言い回しなのよ。

 

いや、男女逆にして考えても、力強くない男もおるし、小さい男も、数学が苦手な男もいますわ。

 

「概ね」
「平均/一般論として」
男の方が筋肉量多くなるし、背が高くなりやすいし、ほとんどの国では男の方が数学の点数は高く、数学については日本はその傾向が強めな国だそうです。

世界・数学平均点の男女差(男-女)ランキング - 世界ランキング

 

ちなみに、国語力については女性の方が高い国しかないそうです。

世界・読解力平均点の男女差(女-男)ランキング - 世界ランキング

 

ただ、こういうのって法則型の人なら

「まぁ、一般論・平均ではそうだよね」

と理解を示せるし、

「俺もこういう感じで話しちゃうことよくあるわ」

という1つのあるあるだったりします。

 

ただねぇ…こういうのって「個」を見てない意見だから嫌がる人もいるんですよね

 

適材適所っていうなら、起用した人のいいところとか、個々に期待している仕事とかを言えばいい。
でも、記者の質問だけに答えようと、ざっくりした話をしちゃったから…「この人は女性をひとかたまりで見てるんだ…」と思われちゃったわけです。

 

…いや、この記事だって、一部の人はぼくが岡田斗司夫さんの診断テストを持ち出した時点でイラッときたと思いますよ?

「私は私だ。オンリーワンの私だ」
「4つに分類したぐらいででわかった気になるな」
とムッと来た人もいると思います。

 

でも、あのテストを出したことで、わかったでしょ?

岸田首相がどういう人間で、どういう考えでアレを言ったか。

 

好き嫌いは一旦横においても、

「無神経なヤツ、わかりあえないヤツ」

がどうしてあいも変わらずそんな感じなのか、ちょっとわかったでしょ?

 

そういうのを自然体で、やってるのが法則型の人間なんですよ。

愛されないし、むしろ癪に障るけど、…自分の中でピタッと来るものを見つけるとそれを活用してしっかり動ける。

 

身の回りにもいません?

鋭い人とか、好感度・学校の成績の割に賢いって言われてる人。

 

そういうヤツです。

危険人物として避けるのか、うまーく活用するのかは読んだ人におまかせしますが…こういうの考えながら観察してみると面白いかもしれません。

 

(有料パートでは、これを読んで感じた法則型の弱点の話を少し)

 

法則型ってさぁ…社会と努力が苦手じゃね?

要は努力するモチベーションが
「自分の知的好奇心を満たしたい」
「自分の中で理解して安心したい」

なので…理解できないことやめんどくさい事から逃げてしまうんです。

 

これ、勉強する時にはすげー役立つし、

モノ・作品・機械など正解や構造が一定なモノには異常に強いのです。

 

しかしですね…
そんなに勉強しなくてもそこそこの成績が取れちゃう学校から、

努力しても人間の気持ちが良くわかんないところに投げ込まれると?
相手次第、同じ相手でさえその人の気分や体力ゲージで正解が変わってしまうところに投げ込まれると…

 

ダメなんですね

 

理想形にアグリーして、
注目型を泣き落として、
司令型に利益をもたらして、

みたいなことに対して「筋」「意味」「正しさ」を求めちゃうんですね。

 

いや、時間をかけて、いい参考書に出会えば、法則型は強いですよ?

 

ただねぇ…社会出た直後に、こういうタイプっていい出会いができないと大いに躓くし、親子関係からずっこけて、犬神家みたいに埋まってるやつまでいるんです。

 

かといって努力は自分のテリトリーでしかしない。

 

例えば、司令型だったら「勝つ」ことが大きなモチベーションになってたり、

例えば、注目型だったら「周囲の期待や人からのありがとうに応える」とか、

例えば、理想型だったら「自分の美意識や価値観に自分を近づけたい」とか、

そういう感じで対人関係も学ぶんですが…法則型ってもっと根が深くて…

 

「自分が面白そうだ・納得できると思える法則や仮説に出会うまで動けない」

のですよ。

 

理解できない危険物である以上、触りたくないんですよ。

しかも、「自分が好きか嫌いか」に関係なく、「フラットに判断できるような状態でいたい」と思ってるところがあるから自分のことを大きく変えようというモチベも低いです。

 

そこで大事なのは
「自分があまり得意じゃなかった分野で10割の努力をしっかり成し遂げて、自信をつける」
で、克服することです。

元々、孤独に強いし、勉強もできるから努力そのものはできるんです。

 

ただ…社会や人間を俯瞰してみてるんです。

で、よく「上から目線」とか言われるんですが、それ自分にも向けてます。
「自分ががんばったからなんなんだ」
みたいなある種のネガティブや達観は誰よりも自分に向けられてます。


だから、何かを持って少しでも、
「自分ががんばってできたからこれができるし、アレもできるかも」
というものを増やして、好奇心をモノや学問から、関わる人間にシフトさせていく必要があります。

 

ぼくの場合は、努力したことがダイエットでしたが、ダイエットができてる今は

「英語も正しく勉強したら理解できたら、得意分野活かせるんじゃね?」

「人間も正しく勉強したら理解できて、うまく立ち回れるんじゃね?」

みたいな気持ちを持ってます。

 

法則型は基本的に逃げ腰だから、得意分野や思考が似てる人に逃げがち。

 

だから、そういう弱点を克服するためには苦手寄りなところで正しい勉強方法を見つけて、10割の努力を体験して、克服すること。

 

得意なことでできる努力ってせいぜい8割なんです。

だから残りの2割を開放できないまま人生や自分の力を決めつけてるのは他のタイプからすると非常にもどかしいし、自分で自分に後ろ暗さを感じながら生きていくことになります。

 

それを少しでも変えるために、あんまり得意じゃないことを正しく勉強して、正しく努力してテリトリーを増やして、人生を豊かにして欲しい。

 

人間と関わるかどうかは、おまかせします。

ぼくの人生じゃないんだから。

 

でも、
「能力が活かせる場所を増やすとお金がないとか成功してない後ろ暗さ」
「法則や知識を持っていても、それに対する自信が揺らぐ/法則そのものが負の感情で淀む」

ということは大きく減ると思います。

 

そこを目指すためにも、まずは岡田斗司夫さんの切り抜きを見て欲しい。

www.youtube.com

 

 

日本のマンガの強みってさぁ…多様性なんだぜ?

なんか呆れて物が言えない記事で「はぁ…(クソデカため息)」が出た

 

togetter.com

 

LINEマンガもピッコマも
「うんざりするほど韓国マンガのゴリ押しに飽きた」
という理由で、アプリ切ってる私からしたら…『仕組みとしてはええのかもしれんが、マンガって結局マンガ家とのパイプや保有してる作品の良し悪しじゃん』と呆れちゃってね。

 

まずは、論破していくか。

こんなのはてなにいるオタクなら俺が説明しなくても、少し考えたらわかるでしょ?

ディズニーはキャラクターを抑えてるから何十年も続いてるけど、
仕組みを抑えたNetflixは一時期はすごく伸びてたけど、ストリーミングサービスの会社になってから10年ぐらいで…もう伸び悩んじゃってるやん?

 

ビジネスモデル的にはスマホやPCと離れちゃってる任天堂が今でも一目置かれてるのは、キャラクターとかそのファンを大事にする姿勢あってのものじゃん?

 

コンテンツ産業はね、急成長するには仕組みが必要なんだけど、末永く愛されようと思ったらキャラクターが必要なの!!

 

それがわかってない薄っぺら〜い編集者が、
「日本のマンガは終わった。これからは韓国のWebtoonの時代だ」

とかぬかしてるの見ると【お前、10年後どころか3年後も同じこと言えるのか?】って正直、ため息しか湧かねぇのよ。

 

「ある種のバブルの存在を起こすのは、ビジネスモデルや技術革新だ」

ということは認めるよ?

 

でもさぁ?
中身が伴う前に、既存のヘビーユーザーを切り捨てるようなイキリムーブを連発してる業界は、ヘイトを買ってる以上、新しい人材でやっていくしかないよね?

 

そういうところが、Webtoonだ、マンガアプリだって騒いでる連中がバカにされてる理由なんだぜ?

 

正直ね…マンガアプリって【新しいもんに出会えない】のよ

これはヘビーユーザーの意見として言わせてもらうと…ぼく一通りマンガアプリを試して、無料で読めるマンガはだいたい読んだのよ。

 

その感覚を言わせてもらうと

「まぁ、旧作で面白いマンガはだいたい読んだから、もう連載で追いかけてるものがあるアプリと、定期的に面白いマンガを無料開放してくれるマンガワンヤンジャン辺りがあればいいかな

ぐらいのところに落ち着いたのよ。

 

LINEマンガやピッコマは「旧作で1日1話無料」の作品を一通り読むステップの人にはめっちゃいいアプリだと思うんです。
私も、そういう時期はけっこう使ってました。

 

でも、新作で出てくる韓国のWebtoon?なんか宣伝ゴリ押ししてくる異世界転生モノ?その辺で、面白いと思ったことがないんだわ。
宣伝してない異世界モノには面白いものがあるから、異世界モノには可能性感じるけど、Webtoonはなぁ…。

 

それでスマホ買い替えた時に切っちゃったの。

買い替えて一通りアプリをインストールする時に「これもう良いかな」って見直しする機会があって、LINEマンガもピッコマもすっぱり行ったの。

 

さらに言うと、ぼくはブログやTwitterアフィリエイトやってるからAmazonアソシエイト電子書籍買うし?
DLsiteにはDLチャンネルという記事のアクセス数に応じてポイントがもらえる仕組みがあるから、そっちで作品買うようになったの。

そら、初心者やお金のある人なら
「1話毎にマンガ買って最新に追いつく」
みたいな人もいるよ?

 

でも、貧乏な暇人はアフィリエイト駆使して、オタ活を楽しもうとすると1にDLsite、2にAmazonなのよ?

 

しかも、別にエッチな記事とか書かなくて良いんだよ?

DLsiteの姉妹サイトである「DLチャンネル」にお題に沿って、記事を書くだけでポイントがもらえることもあるから、そっちでがんばったって良いんだよ?

 

ポテナゲ特大+チーズバーガー=一日分のカロリー - DLチャンネル みんなで作る二次元情報サイト!

 

これなんて、ここでも書いてるダイエット関係の記事の延長でしかないもん…。

 

DLsiteはね、ライターだけじゃなくて、脚本家にもゲームクリエイターにも優しいからいろんな才能が集ってる

序盤こそFANZA同人に人気作家をことごとく持っていかれて長らく急成長できずに伸び悩んでいたDLsite。

 

でも、「既存の人気作家を抑える」から「まだ金銭的に潤ってない新しい才能に居場所を作る」という方針に切り替えてから、DLsiteは成長した。

 

【クリア後レビュー】ドラゴノーカとかいう和製マインクラフト - DLチャンネル みんなで作る二次元情報サイト!

 

例えばこのゲームはフリーゲーム制作者として人気の「耕」さんの作品ですが…このゲームが最初に楽しめたのはDLsite。

この作者の10年来のファンのぼくは、ゲーム購入してガッツリプレイして良さを語り尽くしました。

 

今まではカンパしか収益手段がなかったゲームクリエイターでしたが、そんな人が同人ゲームを作ってくれたら
「お布施の意味も込めて買う」
「絶対面白いから買うべし」

と思うし、言いたくなりますね。

 

【17時間!?】周防パトラさん、1日中寝かしつける - DLチャンネル みんなで作る二次元情報サイト!

この作品はVtuberの周防パトラさんの作品で、眠れない時によく聞く「聞く睡眠導入剤」みたいな作品です。

 

収益化剥奪のあるYou Tube以外にもVtuberさんの収益手段としてDLsiteでASMR作品を出すという方法があります。

 

これVtuberさんにとってはサイドビジネスかもしれないけど、物書きにとっては
「新たな市場ができたことで、ぼくも私も脚本家になれるかも」
というチャンスだから、今ASMR作品は市場も拡大しているし、新しい才能も集まってます。

 

しかも、大半が企業を経由しない個人の同人作品だから…多様性がすごいんです。
同人作品ならではの「売上度外視の意味わからん尖った作品」とかもけっこうありますし、DLsiteでさえ紙媒体や評論関係の市場が育てきれてないから、まだ拡張され続けてる状態です。

 

Webtoon、異世界転生大いにけっこう。でもさぁ…内容が似てると飽きるぜ?

ここまで読んでもはてな民はひねくれてるから、

「DLsiteだって、マンガアプリだってビジネスモデルの開拓という意味では同じじゃね?」

「韓国のWebtoon/異世界転生モノが嫌いで、DLsiteのコミケニコニコ動画を混ぜたノリが好きなだけやろ?」

とぼくに否定的な言葉を浴びせるかもしれないけど…そうじゃないんだよ。

 

Webtoonでもガッツリ読んでた作品あるんだけど…なんか同じような作品が多くて飽きちゃったし?

異世界転生モノも、頭のいい人が作った尖った作品は好きだけど…本当に異世界転生モノのテンプレみたいな作品でも「ブームだから」と作られちゃって既視感がすごい作品とかを山程見ちゃって…食傷気味なんです。

 

アメコミが本国ですらウケないのと同じ理由。

みんな同じような作品に飽きちゃってるから
日本のマンガは多彩で、色んな作品が毎日のように出てきていいな
「ポリティカルな意味じゃなくて、本当に作品の数とジャンルの多さがあって多様性がすごくて選び放題なのが嬉しい
って言ってるの。日本人だけじゃなくて、世界中のオタクが口を揃えて言ってる。

 

その中でも「多様性」が一番強いのが、同人作品に強いDLsiteだから、
「上級者はDLsite来い。いずれDLsiteこそが、文化の中心になる」
っていってるの。

 

 

同人作品はその点、ジャンクやテンプレみたいな作品もあるけど…

尖った部分良さがない作品は上に来ない

ようにできてるから、食傷気味になることは少ないんですよ。

 

数が多くて、誰でも発表できて、コンプラ的な縛りもゆるいから、

「いい意味でカオス」

「カオスだからこそ、ハズレを引いても、違う作品にすぐ切り替えられる」

みたいな心の準備もできるし、作品数もあるよ?

だけどさぁ…儲かってるマンガアプリってそこまでの作品数もないし、洗練もされてないのよ。

 

で、作品の質・新しい良作が読めることは担保されている出版社系のアプリだけを手元に残して、メインをDLsiteにしている。

 

いやまぁ、わかるよ?
料理できないやつはコンビニ行くし、安全第一の人はスーパーに行く。
市場や直売所で食べ物買うのは勇気がいる。
加工・保存方法わかってて、目利きもしっかりしてないとお金ドブに捨てるようなものだもんね。

 

でも、ビジネスとして優秀なのは、コンビニ。
割高で、中途半端な品質のモノでも買う人を囲い込めるから。

 

それならそれで、「日本のマンガ」とか大口叩かないで
「自分たちはコンビニみたいに、オタク知識ない人にもマンガを読んでもらって、マンガ市場を拡張していく最前線にいます」
「文化の中心とかそういうことじゃなくて、ビジネスとしてのマンガをしっかりやりたいんです」

でいいんじゃない?
それもすごく大事な仕事だし?
イキッてないならそういう仕事もすごく尊敬したいとは思ってるし。

 

ただね?
舐めた口きくと、DLsiteの奥地に潜んでる魔物が、人里に近いはてなに出てくるぞ

…まぁ、ぼくの中でははてなもまだ人里じゃなくて、山奥の集落なんだけどさww

 

 

(有料パートはDLsiteの奥地のお話)

 

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